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焼とりの八兵衛六本木店メイキング-その2
ここ焼とりの八兵衛六本木店がある場所は、その昔、江戸時代は武家屋敷が立ち並ぶ街だったらしく、「麻布龍土町」と呼ばれたところです。
今は、その面影はほとんどありませんが、日本一の繁華街、ビジネス街となっています。その象徴の六本木ヒルズを右手に、ミッドタウンを左手にお店のエントランスからは見る事ができます。
今日は、私、八島且典の店創り、八兵衛創りについてちょっとだけお話させてください。
私は、「デザインとは装飾美でなく機能美」であると思っております。
やはりいい木材を使いたいし、いい照明を使いたい、空調設備にもこだわりたい、もちろん美味しいモノを美味しいく出す為のキッチンは最高でありたい。
そして、それを考えるときはいつもお客様が座られたときのことをイメージしながら考えています。
もちろん、素材や設備の機能性などにこだわれば、やはり割高になってしまいます。
しょうがないことです。
なぜなら、お店は自分が贅沢するんじゃなく、お客様に贅沢して頂くためのものだと思うからです。
私は、「博多のやきとり屋」です。その博多のやきとり屋の象徴は、長いネタケースが見せ場のカウンターと、レンガを積み上げてオリジナルでつくる焼き台「炉」です。今回もそこには特にこだわりました。
私の知る限りでは、カウンターで食事をするのは世界でも日本だけです。
「カウンターの美学」、日本、そして博多発の!
今までもそうですが、平面図はもちろん自分で描きます。「情熱の導線」、八兵衛を知りつくした者以外には描くことはできません。他人には描けない。
周りからは店に「お金かけすぎ」とよく言われます。
でも、お店とも、お客様とも、「一期一会」、いつもこの店が最後と思って作ります。そう思ったら手抜きはできないでしょ。魂こめて作ります。
八兵衛は、わたしの魂、そのものなのです。
「焼とりの八兵衛」店主 八島且典